2019/11/29 11:19




恵文社で11月26日から12月2日まで開催中の、西井杏子さん(黒木杏子)松波曜子さんのうつわ展に行って参りました。

杏子さんとの出会いは京都市陶校技術訓練校でした。いろんな年代の子が集まっていましたが、私と同い年で同じ図案科でした。
彼女は雑誌オリーブから抜き出てきたような、垢抜けた美女♡という第一印象で、初日にグレーのワンピースを着ていたこと、夏の日にはちょうちん袖のブラウスも良く似合っていたことを覚えています。もう15年以上も前の話!

性格もスタイルも良くて、おしゃれな彼女は九州出身。
恵文社の壁に張られていた手書きのプロフィールにもありましたが、九州産業大学でデザイン学科、そこから訓練校、絵付け師、瀬戸の窯業試験場へ行った後、結婚。信楽のおやまに年下のハンサムなだんなさまがセルフビルドされたおうちはとってもすてきで、坊やと猫がいて、ワイルドで等身大の心地よい暮らし、憧れています。
彼女の本棚には大江健三郎さんなどが沢山ありました、、そしておしゃれなキッチンには、卵がカゴに入ってました。
窓から見える景色そのものが、アートでエモーショナル。花を摘んだり、野山の動物たちを描いたりしているその姿が美しいな。

自分自身どこか焦りそうになったとき、杏ちゃんのそんな生き方を想ってパワーをもらったりもしています
初日なら絶対いるはず~と思って行ったけどアポなしで彼女に会えず涙
おやまの暮らしもいつか取材したいです。

✡️
一番感じたことは、彼女の世界観、乙女精神。手間暇惜しまず、おのれの全てを出した感。熱い気持ちが伝わってきました。すてきな作品たちでした。
やはり生き方がそのまま表れるし、いつもドキドキとした状態でいれるということが創作活動の魔法なのかもしれません。
売れることは大切なことで、売れないと私たちの仕事って続けられないんだけれど、お金の計算をしていたらこんなものは絶対出来ないんやと思いました。どの辺で折り合いをつけていくか、落としどころはどこなのか、好きなことを仕事にして、しかも夫婦で同じ仕事をしていく上で葛藤はいっぱいあると思うのですが、ひたすら打ち込んだ姿勢が気持ち良いな~と思えました。
彼女は古谷製陶所にもバイトに行っておられると思うけれど、それもきっと彼女のプラスになっているんかな~と思います。
妻となり母となり、いろいろなことがある毎日の中で、バランスをとりつつも、おのれの深いところへ行けることは幸せなことと思います。

松波さんの作品も優しい器で、見ていると、使ってみたくなる器、二人展って面白いな~ととっても楽しめました。
恵文社一乗寺店、ぜひ足をお運びくださいませ